勉強の時間と交流
 週末、音楽監督をさせて頂いている社会人楽団の集中練習、学生風に言うと「合宿」に同行してきました。

今回は、この楽団の前任音楽監督である坂井直子女史が留学先であるドイツより帰国、プローベ〜本番レコーディングを行う計画で、以前の楽団員も呼んでの練習でした。
またゲストにフランク・トゥーネス氏(北ドイツ交響楽団主席コントラバス奏者/ドイツ国立ロストック音楽大学講師)も来日、一緒の場所でコンサートの準備を行っていました。

今回は私はサポート役に徹し、GCとSymを担当。打楽器奏者が居ない楽団でしたので、久々に打楽器を一生懸命叩きました。

初日午前中は現役楽団員と共に楽団の本番に向けての練習を。
今年に入ってからすっと付き合っているレハールを再度確認して、前回本番のコンディションにまず戻す目標でプローベを行いました。
この曲を11月に再度やりますので、もう一度分解して細かいニュアンスなどを確認しないといけないようです。
楽曲の完成度を上げる練習より、「粋な音楽」「エスプリの効いたフランス」「奏法のテクニック」というポイントで、再度勉強していくことが大切だと感じました。
そして、呼吸の合わせ方や歌い方のルール理解がポイントなんだと確認出来ました。

午後よりゲストを迎えての「音楽の時間」。
現楽団員は前回本番終了後より、今回の坂井女史の来日で良い思い出にして頂こうと、楽団員と共に準備してきました。
その甲斐あって、出来ているところはそれなりに、出来ていない部分もそれなりに、プローベが始まりました。

力ある指揮者なので、音楽はどんどん彼女のものになっていきます。
それは簡単に予想出来ていました。
驚いたのは、彼女の指揮技術の格段な成長でした。
以前問題であった「指揮法を駆使した堅さ」は消え、的確に音楽をコントロールしていました。
そして、基礎技術も格段に向上し、特に音を引き出す技術は群を抜いて上達していました。
アマチュアの楽団を相手に、四の五の言わさずに棒でコミュニケーションをしていました。
日本に居た時とは格段の差を以て、プローベは進みました。

正直、演奏者の方が技術的な食傷を得ていたために、全てが実現出来るような事はありませんでしたが、それでも良い演奏が出来上がり、あっという間に2日間が終了しました。



最後にはレコーディングを行い、ゲストのトゥーネス氏が観客になって頂けました。
その後、トゥーネス氏がお礼とばかりに彼の来日コンサートプログラムの中から2曲披露して下さり、参加者全員がドイツのトップクラスの芸術に触れられ、素晴らしい練習会になりました。




さて、そのフランク・トゥーネス氏の来日目的である、彼のコントラバスソロCD発売記念コンサートのお知らせを、この場でさせて頂きたいと思います。





Autumn 2010 Akabane Church
−午後のコンサート−
Chapel Concert

10/3(日)
13:30 Open
14:00 Start

入場無料

演奏:フランク・トゥーネス
ドイツ室内楽合奏団ノイスに主席コントラバシストとして在籍、その後西ドイツ放送交響楽団、エッセン交響楽団、ハノーファー放送交響楽団にて活躍。コンサートツアーでは、これまでに全てのヨーロッパ諸国、アメリカ、オーストラリア、アジア諸国等、世界各国で演奏している。数々の国際フェスティバルにて、ソリスト、アンサンブル奏者として出演し、数多くのCD製作に携わった。オンベアフェスティバルからは2005年以降毎年、首席奏者として招聘され、ソリスト、アンサンブル奏者として、ヨーロッパの多くのオーケストラと共演している。
ソリストとしても、1998年ダルムシュタットにて現代音楽奏者賞を表彰され、その後も現代音楽奏者として幅広く活躍。ウォルフガング・ギュットラー氏の率いるマスタークラスにてアシスタントも務めた。
1996年から現在に至るまで、北ドイツ交響楽団(ロストック)の首席コントラバシストとして在籍し、2005年からはドイツ国立ロストック音楽大学で教鞭も執っている。

演奏曲目
Henry Eccles / Sonata in a-Moll fur Kontrabass und Klavier
Karl Ditters von Dittersdorf / Konzert in E-Dur
Giovanni Bottesin /Konzert in h-moll
Bach / Hans Fryba / Suite im alten Stil fur Kontrabass Solo
Cesar Franck / Sonata in A-Dur
and more,,,





フランク氏と私(千葉の某海岸にて)

20100926Frankと
Comment:
2010/09/29 3:24 PM,  wrote:
河村さま
はじめまして。路と申します。

早速Blog拝見致しました。
三重での情報がありませんでしたので記載しなかったのですが、三重のリサイタルも素敵な感じですね。

フランクは本当に気さくで、また素晴らしい才能をお持ちのコントラバシストです。
日本語を勉強中とのこと、沢山日本語で話してあげて下さい。笑

日曜日、素敵な音楽に、そして河村さまにお逢い出来る事を楽しみにしております^^
2010/09/29 10:36 AM, とろそれ(河村晶子) wrote:
初めまして!ピアニストの河村晶子と申します。

3日に赤羽で行われるフランク氏とのコンサートで
共演させていただくのですが、偶然こちらのブログを
拝見させていただきました。

私のブログでも告知させていただいたので、是非
ご覧いただければうれしいです。

昨日フランク氏とリハーサルを行いましたが、
とっても気さくな楽しい方ですよね。

千葉での合宿もとても楽しく、温泉に入った思い出を
愉快にお話されていました。

赤羽でのコンサートも頑張りますね!
会場でお会いできることを楽しみにしております。
Add a comment:









Trackback:
トラックバック機能は終了しました。
CALENDAR
SMTWTFS
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>
SPONSORED LINKS
ENTRY(latest 5)
ARCHIVES
CATEGORY
COMMENT
TRACKBACK
PROFILE
Counter
ブログパーツUL5
MOBILE
qrcode
LINK
RECOMMEND
アンブシュア―管楽器奏者のための
アンブシュア―管楽器奏者のための (JUGEMレビュー »)
モーリス・M・ポーター,大室 勇一,荒木 雄三
RECOMMEND
RECOMMEND
R・シュトラウス:ツァラトゥス
R・シュトラウス:ツァラトゥス (JUGEMレビュー »)
カラヤン(ヘルベルト・フォン),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,R.シュトラウス
無料ブログ作成サービス JUGEM

SUGGEST

(C) 2020 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.